トレーダー

フランシー・ファレー

黎明期のトレーダー

 Home Defenderを両手に持つというのが一般的なスタイルだったようです。
 Universal Vulnerability Compendium(マーシャルアーティストのCritical Buff+24。)がターゲットでしたので、両手に持って回転数を上げて攻撃することで、大変高い攻撃が出来たようです。
 Over Equipmentのルールも存在しませんでしたから、吸い取って高いQLのショットガンを装備できるトレーダーはクリティカルを連発して大ダメージを出せる職業でした。

Critical Buffの変更とOver Equipment

 パッチによって、ターゲットの高いCritical BuffはSelfのみとなって(低いCritical Buffは新たに作られましたけど。)、クリティカルを連発することは難しくなりました。
 また、Over Equipmentのルールができて、あまり無茶なQLの装備が出来なくなりました。
 Home Defenderは2.5/2.5程度の攻撃ですから制限のある状態では不安定すぎるダメージと、命中率の低さからトレーダーの攻撃力は大きく減少しました。

Health Haggler事件

 トレーダーにはDamage over Time付きのHealという使いにくいナノがあります。
 一時期バグだと思いますけど、DoTが重ならないという問題があって、トレーダーがヒーラーとして脚光を浴びたことがあります。
 DoTがある分、ドクターのナノと違い連発が可能でかなりのヒールができてチームで人気職となりました。
 もちろん問題になってパッチで修正されてトレーダーのヒーラー時代はあっという間に終わりました。

トレーダー受難の時期

 クリティカルでは大ダメージが出せても通常ダメージで大きく落ちる、何割かのナノが使い道が無い、Wrangle以外に戦闘のときに使えるBuffが非常に少ないトレーダーは厳しい時期を迎えました。
 元々トレードスキルをメインにデザインされた職業ですけど、肝心のトレードスキルは使い道があまり無い状態で、迷走の時期に入りました。

新たなショットガンの登場

 ショットガンは高いクリティカルダメージ以外は不安定なダメージ、遅い攻撃スピード(トレーダーのレンジInitは真っ青。)と問題のある中で、Ithaca Ki-8が速い攻撃スピードでそこそこ使いやすい鉄砲でしたけど、クリティカル以外のダメージが低すぎるという問題がありました。
 そこへUncle Bazzit Diplomaticが登場しました。攻撃スピードこそ、従来のショットガンに近いものでしたが、安定したダメージを出せる性能は高すぎる装備条件を上回るものだと思います。
 さらにシャドウランズ以後登場した、Fine Smith Shattergunは非常に低い両手持ち要求(同QLであればHome Defenderの約半分です。)で、Uncle Bazzit Diplomatic以上の安定したダメージ(ただし、クリティカルダメージは少し控えめです。)を出せて、UVC時代ほどではありませんけど、はじめてトレーダーは安定したダメージを出せるようになりました。

WrangleからUmbralへ

 トレーダー黎明期からWrangleは高いQLのアイテムを装備するぐらいにしか使われず、Buffの依頼はあってもチーム戦闘での需要はあまりありませんでした。シャドウランズ発見以後、Umbralが登場しました。UmbralはWrangleと違って持続時間が非常に長いこと、キャストしてもトレーダー自身のスキルが減らないという素晴らしい特徴があります。

トレーダーの未来

 トレーダーの本来の存在意義であるトレードスキルが、使用用途が限られているというのが実情です。今後はトレードスキルそのものに見直しが入り、新たな道が開けると思います。

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